歩いて、壊す。
壊して、鍛える。
どんなに精密に計算しても、どんなに強い素材を使っても、
トレイルを歩いたことがなければ意味がない。
MIYAGENはハイキングの現場から、ものづくりを始めます。
WE BUILD GEAR BORN ON THE TRAIL.
MIYAGENはトレイルでデザインされ、
トレイルで鍛えられた、
トレイルの道具を作るメーカーです。
フィールドテスト実績
パシフィック・クレスト・トレイル、東海自然歩道、みちのく潮風トレイル、九州自然歩道、エベレスト街道…etc. トレイルで証明されたものを形にしていく。
岡崎の小さな酒屋から、
山へ。
1932年創業の宮源酒店から続くものづくり。
その血を受け継ぎ、トレイルへ持ち出す。
TRAIL × ENGINEERING
強くて軽い道具だからこそ、より遠くへ行ける。
ハイカーとして、さまざまなトレイルの少しでも先へ。より多くの自然を感じに行きたい。エンジニアとして、最適な素材とその構造を模索し、素材が持つ特性を活かした強くて軽いギアを生み出したい。
MIYAGENはトレイルを遠くまで歩くためにエンジニアリングするメーカーです。

Masaki Miyazaki
Hiker & Engineer
PCT 4,265kmのロングトレイルをはじめとする国内外問わず多くのフィールドでテストしています。その経験がすべてのギア設計に直結しています。
構造力学と材料力学、そしてフィールドで得た実体験。この2つを掛け合わせることで「強くて軽い」道具を追求し続けています。信越トレイル、日本の山の縦走、エベレスト街道、ナミブ砂漠など様々なトレイルを歩いています。
なぜ作るのか —
トレイルで鍛える道具
2022年、アメリカ西海岸を南北に貫くPacific Crest Trail(PCT)— 約4,265kmをスルーハイクしました。
PCTのために25品目の試作品をフィールドテストしました。壊し、直し、改良を繰り返しました。砂漠の灼熱の中で、雪のワシントン州で。ロングトレイルが終わっても日本の海から標高3000mを超える山でもテストを繰り返し、道具が本当に必要な場面で何が機能し、何が足りないのかを学びました。
MIYAGEN Trail Engineeringは机上のスペックではなく、トレイルで証明されたものだけを形にする。それが私たちのものづくりです。
歩いて、破壊して、道具を鍛える。
軽さと強さは、
トレードオフではない。
軽さと強さは本来トレードオフの関係にあります。軽くすれば壊れやすくなり、強くすれば重くなる。このジレンマに、エンジニアリングで答えを探しています。素材の特性を理解し、力のかかる方向を計算し、必要な箇所にだけ最適な構造を与える。
不要なものは削り、必要なものは妥協しない。その結果生まれる道具は、トレイルで長く使い続けられるものになると信じています。
MIYAGEN は両立の点を探し続けます。素材の特性、構造の最適化、フィールドでの検証。この 3 つが揃って初めて「軽く、強く、使える」道具になります。
トレイルから生まれるサイクル
歩きながら感じた不便を持ち帰り、試作を作る。壊れるまで使い、また歩く。完成品を出してからが本当のスタート。
完成品を出してからが本当のスタート。
お客様の声とフィールドテストで改善を止めない。お客様から帰ってきた修理品、不具合などのフィードバックを得て更なる商品を開発します。
MIYAGEN の由来 —
宮崎源重郎と受け継ぐ想い
「MIYAGEN」とは宮源酒店からきています。宮源酒店を立ち上げた一代目の宮崎源重郎の名前に由来します。
1930年頃、百姓であった宮崎源重郎は新しい仕事を求めてリアカーに商品を載せ、旅をしながら商いを始めました。そして1932年に現在の「宮源酒店」を創業します。
アウトドアメーカーの名前を何にしようか思いを巡らせていたとき、商いを旅からスタートした源重郎と、これからPCTというトレイルに挑戦しようとしていた自分に重なるものを感じ、この名を継ぐことにしました。
2022年、創業90年を機にアウトドアメーカー「MIYAGEN Trail Engineering」を立ち上げ、再出発しました。大手チェーンにシェアを奪われ、街の小さな酒屋が生き残ることは簡単ではありません。それでも、形を変えながら続けていくことが、宮源を守ることだと思っています。
2026年3月、二代目の宮﨑晏一が95歳で永眠しました。リアカーを後ろから押し、生まれてからずっと酒屋を守り続けた人生でした。晏一のその文字は、MIYAGENのプロダクトの中に残っています。
先代の意思を継いで、MIYAGENらしく、これからもチャレンジを続けていきます。
TIMELINE
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1930年頃
滋賀県で百姓をしていた宮崎源重郎がリアカーを引き、旅をしながら商いを始める
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1932年
城下町の愛知県岡崎市若宮町にて「宮源酒店」を創業
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1945年
空襲により店舗が焼失
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1945年
駅の踏切の付近へ移転
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1968年
現在の店舗へ移転
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2022年
「MIYAGEN Trail Engineering」を立ち上げ、アウトドア用品販売をスタート。アメリカ西海岸を縦断するPCT(Pacific Crest Trail / 約4,265km)を6ヶ月かけて完歩。25品目の試作品をフィールドテストし、トレイルで磨き上げたものづくりを開始。
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2023年
2度目のPCTへ。山火事跡地のハイキングや、ワシントン州の聖地「ザ・エンチャントメント」を縦走。フィールドでの実証をさらに積み重ねる。
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2024年
フラッグシップバックパック「CREST 40」の受注販売を開始。3D CADによる立体パターンと独自のカーボンX型フレームを採用し、エンジニアリングを具現化。
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2025年
ラインナップの多様化と世界規模のフィールドテスト。次期モデル「CREST 30」のテストを北海道、九州、ネパール・エベレスト街道、ナミビア・ナミブ砂漠で実施。
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2026年
「CREST 30」発売。ECサイト大幅リニューアル。
フィールドテストで壊して、よりいい道具を作る。
トレイルで鍛えられた道具
すべてトレイルでの体験から生まれている。多くを作るのではなく、フィールドで必要だと思った道具を開発し鍛えていく。

CREST 40
数日〜長期のトレイル向け
PCT 4,265kmのスルーハイク、日本の山岳経験から生まれた、フラッグシップ・バックパック。荷物が増えても背負心地が変わらない構造を、トレイルでなん度も検証した。
- 40Lの収納力数日分の食料・装備を背負える容量
- 体に沿うカーボンフレーム長時間の縦走でも荷重を分散
- 軽量×高耐久素材X-Pacと独自生地を採用し、軽さと擦れに強い

CREST 30
1〜3日のファストパッキング向け
軽量なまま、フレームレスに。短期のハイクに最適化された30Lパック。荷重バランスを徹底的に詰め、軽さと縦走の信頼性を両立させた。
- 30L コンパクト設計短期縦走に必要十分な容量
- デイから半年まで幅広く使えるサイズファストパッキングに最適化
- シンプルな構造余計な装飾を削ぎ落としつつ多機能

OBSI PACK
デイハイク・サブパックとして
メインパックの「もう一つ」として、街でも山でも使える小型パック。CRESTシリーズに付け足してアクセスしやすい収納に、単独でデイハイクの相棒として。
- サブとしての設計メインパックと組み合わせて使える
- 街でも違和感のない外観ミニマルなフォルム
- アクセス性能トレイル上で頻繁に取り出すものを
細部にも、トレイルの思想を。

3D WHISTLE
万が一の備え
3Dプリント技術でわずか2gを実現。軽くても、必要なときに確実に音を響かせる。
VIEW →
DRY SOCKS
雨・濡れに強いトレイル仕様
隠れ5本指のセパレート構造で蒸れと擦れを軽減。長距離歩行でも足を快適に保ちトラブルを防ぐ。
VIEW →
ISO COZY
クッカーの保温に
調理後の余熱で食事を仕上げる、軽量保温カバー。燃料の節約と時短を両立。
VIEW →
MERINO HOODIE
行動着としてのメリノウール
汗をかいても冷えず、匂いも抑える。トレイル上で着続けられる一着。
VIEW →ロゴへの想い
MIYAGENのMとNを繋げて表現
ミヤゲンの「ミ」
スイッチバック — 山を登るためのジグザグの道
大地の地層 — 自然が刻んだ時間の重なり
軽くて強いトラス構造 — エンジニアリングの象徴
材料の性質を活かしたバネ — しなやかさと強さの両立
酒屋の一角、ものづくりの現場
MIYAGENのアトリエは、愛知県岡崎市の酒屋の一角にあります。
工業用ミシン、3Dプリンター、3D CAD、レーザーカッターなどの機材を使い、素材テストから試作、発送作業まですべてここで行っています。新しい素材の縫製テスト、検証、荷重テスト。製品が生まれる前の試行錯誤はすべてこの場所から始まります。
不定期でオープンアトリエを開催しています。機材の見学、素材に触れる体験、MYOGの相談など。開催日はInstagramでお知らせします。
※ 来店は完全予約制です。ご来店をご希望の方は、下記の来店予約ページよりご予約ください。
よくあるご質問
ウルトラライト・バックパックとは何ですか?
一般的な縦走用バックパック(1.5〜2kg)と比べ、大幅に軽量化された500〜1,000g前後のバックパックを指します。軽さは歩行時の疲労を減らし、長距離・長時間の行動を可能にします。MIYAGENは国内外のロングトレイル経験をもとに、軽量と耐久のバランスを追求しています。
CREST 40 と CREST 30 はどう使い分ければいいですか?
CREST 40は3日以上の縦走、ロングトレイル、冬期を含む装備の多い山行向け。テント・シュラフ・数日分の食料が入る40L容量です。
CREST 30は1〜3日の山行、ファストパッキング、ULスタイルのスルーハイク向け。軽量な装備構成で走れる軽さを実現します。迷ったらメインはCREST 40、短期スピード用にCREST 30の組み合わせが定番です。
PCT 4,265kmとはどのようなトレイルですか?
Pacific Crest Trail(パシフィック・クレスト・トレイル)は、アメリカ西海岸を南北に縦断する約4,265km(2,650マイル)のロングトレイル。メキシコ国境からカナダ国境まで、砂漠・高山・森林など多様な環境を踏破します。MIYAGENの製品は、このPCTの全行程でテストされた実地経験からエンジニアリングされています。
耐久性は大丈夫ですか?軽いと壊れやすいのでは?
軽量と耐久はトレードオフの関係にありますが、擦れに強い高耐久素材の採用、荷重が集中する箇所への補強、縫製方向の最適化といった工夫で、軽さと耐久を両立しています。すべての製品は実フィールドで破壊テストを行い、弱点を特定・改善した上で販売しています。しかし、壊れないギアはありません。修理や不具合などのお客様の声でよりいい道具へ改善をしています。
アトリエ(岡崎)の見学はできますか?
完全予約制です。来店予約ページよりご予約ください。不定期でオープンアトリエも開催しており、開催日はInstagramでお知らせしています。
トレイルの記録を更新中。
テスト中のプロトタイプ、歩いたフィールド、完成に至るまでの過程を、SNSで発信しています。