CARE GUIDE

MIYAGENの製品を長くご愛用いただくためのお手入れ方法をご紹介します。適切なケアで製品の性能と寿命を最大限に引き出しましょう。

APPAREL

ウェア類のお手入れ

洗濯

自由に洗濯していただいてかまいません。

長持ちをさせるなら裏返してネットに入れて洗濯をしてください。
中性洗剤、臭いが気になる時は酸素系漂白剤(オキシクリーン)をティースプーン一杯ほどを入れて洗うと除菌ができて臭いを抑制することができます。

乾燥

乾燥機に入れても問題ありません。

長持ちさせるなら、日陰干しをしてください。

GEAR & PACKS

ギア・バックパック類のお手入れ

洗浄

ぬるま湯で手洗いしてください。中性洗剤を少量使い、やさしく押し洗いした後、十分にすすいで、天日干しさせてください。

保管

完全に乾燥させてから保管してください。スタッフサックに入れたままの長期保管は素材の劣化を急速に早めます。カビは取ることが難しいので、必ずゆったりと広げた状態で吊り下げて保管することをお勧めします。

PRO TIP

トレイルから帰ったら、汚れが乾く前にケアするのがベスト。特にバックパックのショルダーストラップやヒップベルトは汗を吸収しやすいので洗ってしっかりと乾燥させましょう。

SOCKS

ソックスのお手入れ

洗濯

使用後は早めに洗濯してください。ネットに入れ洗うと見つけやすくなります。

内側に汗や皮脂が残ると劣化の原因になります。

乾燥

形を整えてから風通しの良い場所で陰干ししてください。

乾燥機の使用で縮むためフィット感を損なう原因になりますが、もし乾燥機で縮んでも履くことで元に戻っていきます。

セパレート構造の取り扱い

指を入れ間違えないようにご注意ください。
入れ間違えて使用すると破れの原因、靴擦れの原因になる場合があります。

保管・寿命の目安

完全に乾燥させてから保管してください。ソックスの寿命はトレイルでのハードユースで約100〜150km、普段使いで約6〜12ヶ月が目安です。かかとやつま先の生地が薄くなってきたら交換時期です。2〜3足をローテーションすることで寿命を延ばせます。

PRO TIP

ソックスの選び方:足袋(タビ)タイプはトレランシューズとの相性が良く、地面の感触を掴みやすいのが特徴。ラウンドタイプは一般的なトレッキングシューズ向きで、幅広いシューズに対応します。連日の縦走では替えのソックスを用意し、テントサイトに着いたら干しておくと翌日快適に履けます。

WHISTLE

ホイッスルのお手入れ

清掃

水洗いが可能です。ぬるま湯で軽く洗い流してください。内部に入り込んだ汚れや砂は、水を通して振り洗いで除去できます。強い溶剤やアルコールでの洗浄は樹脂を傷める恐れがあるため避けてください。

水は必ず出し切ってください。もし水が満たされた状態で凍ってしまうと破損の原因となります。

熱・環境への注意

GLOW(蓄光)モデルは光を当てることで蓄光し暗所で発光します。蓄光性能は半永久的に持続しますが、定期的に光に当てることで最大限の明るさを発揮します。
車のダッシュボードや直射日光下での長時間放置は変形や劣化の原因になります。

点検

安全装備として使用するため、使用前にひび割れや破損がないか確認してください。衝撃による微細なクラックは音質の変化として現れることがあります。吹いた時の音が以前と異なる場合は、新しいものへの交換をお勧めします。

PRO TIP

笛(WHISTLE)の携帯位置はショルダーストラップがベスト。もしくはファスナーなどのストラップに。

緊急時に3回連続で吹くのが国際的な遭難信号です。GLOWモデルなら暗闇でも位置を確認できます。

FOOD CANISTER 500

フードキャニスターのお手入れ

洗浄

使用後は毎回、食品用中性洗剤とスポンジで丁寧に洗ってください。パッキンは取り外して洗浄してください。食品残渣を放置すると腐敗やカビの原因になりますので、トレイル中でも使用後は速やかにすすいでください。

食洗機も対応しています。

乾燥

洗浄後はフタとパッキンを外した状態で完全に乾燥させてください。水滴が残ったまま密閉するとカビや異臭の原因になります。逆さに置いて自然乾燥させるのがベストです。
食洗機はご使用いただけますが、90度を超える高温乾燥モードは避けてください。

保管・パッキン交換

フタを少し開けた状態、またはフタを外して保管してください。密閉状態での長期保管は内部に湿気がこもる原因になります。パッキンが硬化したりひび割れが見られたら交換時期です。交換用パッキンはオンラインストアからご購入いただけます。

PRO TIP

フードキャニスターの裏技:保温ポーチと併用すると保温力がアップします。ただし密閉状態での高温は避けてください。食品の臭いが取れない場合は、重曹水に一晩浸けてから洗浄すると効果的です。トレイルに出る前にパッキンの密閉性を水で確認しておくと安心です。

SELF REPAIR

セルフリペアガイド

生地の補修・パッチ当て

小さな穴や裂けは、リペアシートで応急処置できます。裏側からテープを貼り、表側は角を丸くカットしたパッチを当てると剥がれにくくなります。大きな損傷や構造的な破損は修理サービスをご利用ください。

縫い目のほつれ補修

ほつれを見つけたら早めの補修が大切です。縫い針と糸で、元の縫い目に沿って返し縫いしてください。ミシンがなくても手縫いで十分対応可能です。

ベルト部分は手縫いが難しい場合がございます。
大きな破損は修理サービスをご利用ください。

バックル・コードの交換

バックルの破損やコードの摩耗は、同規格のパーツで交換できます。バックルのサイズ(テープ幅)を確認の上、アウトドアショップで同タイプのものをお求めいただくか、お問い合わせいただければサポート、修理いたします。

PRO TIP

トレイルに持っていきたいリペアキット:ダクトテープ、安全ピン数本、細引きコード1m、結束バンド数本。縫製キット、これだけあれば多くのトラブルに応急対応できます。軽量・コンパクトなのでファーストエイドキットと一緒に常備しておきましょう。

MYOG — MAKE YOUR OWN GEAR

自分で作る、という選択

はじめの一歩

ウルトラライトの文化は「自分で作る」ところから始まりました。1990年代、レイ・ジャーディンが既製品に満足できず自らギアを縫い始めたことが、MYOG(Make Your Own Gear)の原点です。完璧でなくていい。自分のためのギアを、自分の手で作る。その過程そのものがMYOGの醍醐味です。

MIYAGENのMYOGキット

MIYAGENのMYOGキットは、ミシンと糸があれば作れるポーチの制作キットです。製品製造で出た残端生地を再利用しているため、同じものは二つとありません。16ページの説明書には素材の基礎知識からパターン解説、カスタマイズのヒントまで、はじめてのMYOGに必要な情報をまとめています。

MYOGキットを見る →

作ったギアのケア

自作ギアのケアは、使用した素材の手入れ方法に準じてください。キットに付属する生地は、上のGEAR & PACKSセクションのケア方法が参考になります。縫い目のほつれが気になったらSELF REPAIRセクションもぜひ。自分で作ったからこそ、直し方もわかる。それがMYOGの強みです。

MOD — 既存ギアの改造

MYOGの醍醐味は、ゼロから作ることだけではありません。既製品を自分のスタイルに合わせて改造する「MOD」も、ウルトラライトカルチャーの重要な一面です。不要なパーツを外して軽量化する。ポケットを追加する。ストラップの取り付け位置を変える。自分のハイキングスタイルに合わないところを、自分の手で最適化する。それがMODの楽しさです。

素材の特性を理解してから取りかかると、仕上がりが変わります。このページの各セクションで素材ごとのケア方法を確認しておくと、改造時の判断材料になります。

⚠ MYOG・MOD に関するご注意
MYOG(自作)および MOD(改造)は、すべてお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。製品に改造を加えた場合、その製品に対する MIYAGEN の保証は適用外となります。また、改造に起因する不具合・破損・事故等について、MIYAGEN は一切の責任を負いかねます。MYOGキットの制作過程における怪我・損害についても同様です。道具の取り扱いには十分ご注意ください。

PRO TIP

MYOGの第一歩は「ものを観察すること」から。手持ちのポーチやバッグを裏返して、どんな順番で縫われているか見てみましょう。構造がわかると、自分のアイデアを形にする力になります。ミシンがなくても、手縫いで作れるものは意外と多いです。